パラグアイSV

2014年度パラグアイSV渡航概要

2013年9月にパラグアイに渡航してから半年が経った2014年4月、2年続けてのパラグアイ渡航の実施が決定した。渡航の目的は、1) アスンシオン国立大学との学術交流・シンポジウムの開催、2) 現地の民芸品ニャンドゥティの市場調査、3) 農村地域でのフィールドワークの実践、4) 日系移住地の学習・日系人との交流である。特に、3) では現地で活動するNGO(後述)と連携し、昨年度より村人と話し合いを続けてきた学校建設の最終の方向性を決めることも私たち渡航班にとっては重要な事項であった(昨年度の渡航についてはこちらのページをご参考ください。Grobal Studies Program 2013<http://www.ynu-gsp.jp/gsp2013/par/article_par-01.html>)。

2014年4月から毎週ミーティングを開催し、準備を行い、2014年8月29日〜9月27日まで30日間、計14名(含む指導教授藤掛洋子先生)でパラグアイに渡航した。南米ならではのおだやかな雰囲気・人々を自分の肌で感じ、普段学んでいる国際協力・フィールドワークの手法について現場で実践することができた。詳しい内容については、「横国生パラグアイ渡航記」という題名でブログを付けているで、そちらもご参考いただきたい。渡航中の日々のブログや今年度の準備状況についても紹介している。横国生パラグアイ渡航記また、今回私たちが農村調査のフィールドとさせていただいたS村、M地区、Y地区については特定非営利活動法人ミタイ・ミタクニャイ子ども基金が教育支援を行っている地域でもある。(ミタイ基金ホームページ<http://mitai-mitakunai.com/>

渡航日程

2014/8/29〜30日本出発、パラグアイ到着
8/31日系商工会会長ならびに日本人会の若者との交流会
9/1JICA1 パラグアイ事務所訪問・教育省訪問
9/2アスンシオン日本人学校での交流、NIHON GAKKO大学見学
9/3アスンシオン国立大学訪問(留学生交流会・学校見学)
9/4アスンシオン博物館、ニャンドゥティ博物館、在パラグアイ日本国大使館訪問
9/5アスンシオン国立大学訪問(学術交流シンポジウム)
9/6S村での調査・実践活動
9/7
9/8
9/9
9/10
9/11Y地区の学校視察、先住民族居留地の訪問
9/12S村での調査・実践活動
9/13
9/14
9/15カテウラ地区の訪問・テレビ局・新聞社等の取材
9/16S村での調査・実践活動
9/17イグアス日系移住地
9/18ピラポ日系移住地
9/19
9/20
9/21
9/22アルゼンチンへ移動
9/23イグアスの滝
9/24アスンシオンにて帰国準備
2014/9/25〜27パラグアイ出発、日本到着
注釈
  • JICA Japan International Cooperation Agencyの略で、国際協力機構のことを指す。日本の政府開発援助(ODA)を一元的に行う実施機関として、開発途上国への国際協力を行っている。JICAホームページ <http://www.jica.go.jp/index.html> 2014年8月10日アクセス