シンガポールSV(1)

シンガポールSVを振り返って

小松玲葉
人間文化課程 3年

「サイクリングしたら、一晩でシンガポールは一周できるよ!」

事前学習にて、シンガポール人の講師の方から聞いた言葉だ。東京23区ほどしかない国に、7泊8日の滞在は大変長かったように感じた。私含め、今回のシンガポールSV参加者の多くが一日に何万歩と歩き、シンガポールという異文化まじりあう町を堪能したように思う。地下鉄などの整備も充実しており、移動に不便することはほとんどなかった。しかし、町を歩けば、様々な人種・宗教の人々と出会う。食べ物然り、建物然り、様々な生活スタイルを目にした。その面白さに、一駅と言わず、二駅・三駅、ホテルまで歩いて帰って来るという強者も出現した。

私が一番歩いたのは、世界遺産に登録されている巨大植物園、ボタニック・ガーデンを訪れた時だ。日本と異なる大変多くの植物が展示されており、日本にはない、熱帯雨林の植物から、シンガポールの国の花であるランまで、さまざまな植物に出会った。中には日本の「BONNSAI」という展示もあり、植物園の一角に何やら懐かしい雰囲気もあった。敷地内、約40万平方メートルもする植物園でうろうろしているうちに何時間も過ぎてしまい、ようやく足が疲れはてたところで、場所を移すことに決めるほど、新鮮で、楽しい時間だった。

シンガポールSV(1) 2016 シンガポールSV(1) 2016

先ほど、長い滞在だったと述べたが、最終日帰国前になると、まだ訪れていないシンガポールの魅力のスポットに目が行き時間が足りない。博物館・美術館・歴史的建造物・自然植物園。小さい国ではあるが、この国の抱えている、歴史さらに未来は果てしなく膨大で巨大なものだと痛感した。

シンガポールSV(1) 2016

残念なことに、シンガポールといえば、外せない観光名所「マーライオン」。我々が訪れた期間はちょうど洗浄中で、見学することはできず。

観光名所としても、多く取り上げられ今後ますますの発展が予想されるシンガポール。今回のSVで学んだことを生かし、日本での学習に励んでいきたい。