コルシカ島では、独自のコルシカワインが生産されている。コルシカ島は歴史や文化などもフランス本土とは少し異なる面があるが、ワインにおいても、本土では作られていない島オリジナルのぶどうの品種が作られている。今回のスタディーツアーで見学したワイン工場でも、コルシカ島独自のぶどうが栽培されていた。このワイン工場は標高の高い山岳部に建てられており、昼夜の気温差が大きく、ワインを育てるのに適した場所であるといえる。ちなみにコルシカでは、白ワインやロゼも作られているらしいが、赤ワインがほとんどだそうだ。
コルシカ島の人々にとって、ワインは非常に身近な飲み物である。フランスでは18歳から飲酒が許されており、訪れた先々で私たちもワインを頻繁に勧められたのだが、コルシカの人々が飲むワインの量の多さに驚いた。