SVの目的は、日本のポピュラー文化、特にアニメ、マンガ、ゲームが、シンガポールでどのように消費され、シンガポール社会においてどのような社会文化的意味があるかを、現地の学生たちとの交流と現地のイベントやショップの調査を通じて探ることだった。現地の学生相手に、日本におけるポピュラー文化状況に関するプレゼンを英語で行い、ディスカッションを二つの大学において行った。
シンガポールは、スペイン、アメリカ、日本によって植民地化された歴史的背景から、ポピュラー文化(マンガ、雑誌など)は、ローカルなポピュラー文化と外部からのポピュラー文化が影響しあいながら発達してきた。
SIM
今回のSVにあたっては、国立シンガポール大学 (National University of Singapore)日本学部、シンガポール経営大学(Singapore Institute of Management, 現シンガポール社会科学大学 Singapore University of Social Science)、ラサール芸術大学(La Salle College of the Arts)の先生方に講義、ワークショップを開いていただき、こちらのプレゼンの機会もいただけた。学生さんには、街の案内もしていただき、シンガポールのポピュラー文化事情について、詳細を教えていただいた。この場を借りて、感謝申し上げたい。