(6) メルセデス学校づくり
メルセデスは、カアグアス県コロネル・オビエド地区に位置する地区の名称である。パラグアイ渡航に参加した学生を引率していた藤掛教授が代表する、ミタイ・ミタクニャイ子ども基金が、小学校の建設支援をするなどして関わってきた地区である。
校舎増築に至る背景:
2015年3月ごろ、地元の人々から引率の藤掛教授が代表するミタイ基金へ、メルセデス学校の教室を増やしたいという意見があった。その後、住民たちは自分たちで仮校舎を建てていた。
グローバル世界の現場に自分の足で立ち、ことばを交わし、戸惑う。風を感じ、見慣れぬ食べ物を口にしながら、準備してきた取材計画に変更を加える。まだ自由にならない言語をつぎはぎで使いながら、横浜を訪れる提携校の学生たちと夜を徹して議論する。教育人間科学部人間文化課程を母体にするこのプログラムは、こうした体験を半年におよぶスタジオ科目で支えていくアクティヴ・ラーニングの試みだ。
メルセデスは、カアグアス県コロネル・オビエド地区に位置する地区の名称である。パラグアイ渡航に参加した学生を引率していた藤掛教授が代表する、ミタイ・ミタクニャイ子ども基金が、小学校の建設支援をするなどして関わってきた地区である。
校舎増築に至る背景:
2015年3月ごろ、地元の人々から引率の藤掛教授が代表するミタイ基金へ、メルセデス学校の教室を増やしたいという意見があった。その後、住民たちは自分たちで仮校舎を建てていた。
前年に引き続き2015年度もフランスSVは、コルシカ大学を受け入れ先として、コルシカ島を中心に、食文化と農業、観光、そして地域アイデンティティの面からみた発展について考察、実践するテーマで行われた。
つづきを読む台南の近郊にある烏山頭(うさんとう)ダムは日本統治時期の日本人技師八田與一によってつくられ、台湾の歴史における日本統治時代最大の工事であった。台湾の水利灌漑システムや、農業の発展に非常に大きい貢献をした八田技師は当地の台湾人だけでなく、日本人にもよく知られ、敬愛されている。
つづきを読む今回、私はオーストリアの知られざる無形文化遺産の一つである「カフェハウス」を中心とした、オーストリアのカフェに注目し、約10種類のカフェにフィールドワークへ行った。渡航前の事前調査を通じて、オーストリアのカフェはお店の規模やメニューの種類によって「カフェレストラン・カフェハウス・カフェコンディトライ」の三種類に区分があることは、あらかじめ情報として得ていた。しかし、実際に様々なカフェを訪れる中で予想とは異なり、別の違いもあることを発見した。以下ではその発見について記していく。
つづきを読むロンドンSVも後半に差し掛かった3月8日、我々はテムズ川を渡った南ロンドンのブリクストンを訪れた。ストラトフォードから地下鉄を乗り継ぎ、目的地に着くと、先日授業をしてくださったアラン先生と合流した。このブリクストンという町は、黒人系の移民が多く、以前はロンドンの中でも治安が悪いことで知られていた。だが、近年はアーケードマーケットのブリクストン・ヴィレッジがリニューアルされたこともあり、明るく活気のある街に生まれ変わりつつある。
つづきを読む2008年、文部科学省は「グローバル戦略」の一環として、留学生の総数を2020年までに30万人にする「留学生30万人計画」を発表し、大学等のグローバル化推進、卒業後の就職支援など受け入れ体制の整備を進めている。2014年現在、日本には18万人を超える留学生がいるが、その中でも韓国からの留学生は、中国、ベトナムに次いで三番目に多い15,777人である。
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